SFCの改定、見直しで何が変わった?LSルートで修行中の会社員がまとめてみた
2026年の春、ANAがスーパーフライヤーズカード(SFC)の制度を変えると発表しました。年間のカード決済額によって、サービスを2つに分けるという内容です。
発表のあと、利用者から多くの意見が寄せられ、ANAは「見直しを検討している」と告知していました。そして2026年9月29日、見直し後の新しい制度が発表されました。
私はいま、SFCを目指して修行している最中です。取った後の条件が変わるかもしれないので、この改定はかなり気になっていました。
この記事では、最初に発表された内容と、見直しで何が変わったのかを整理します。最後に、修行中の立場からの感想も書きます。
先に結論を書くと、変わったのはSFC LITEのラウンジの扱いだけです。決済額300万円の線引きや、スターアライアンスのステータスは変わっていません。
最初に発表された改定の内容
最初の発表では、SFCを年間のANAカード・ANA Payの決済額で2つの区分に分けるとされていました。
| SFC PLUS | SFC LITE | |
|---|---|---|
| 条件 | 年間決済額300万円以上 | 年間決済額300万円未満 |
| ANAラウンジ | 使える | 使えない |
| スターアライアンスのステータス | ゴールド | シルバー |
| 継続特典 | 5,000マイル | なし |
| 優先チェックイン・優先搭乗など | 使える | 使える(ANAグループ便) |
ポイントは次の3つでした。
- すでにSFCを持っている人も対象になる
- 判定期間は2026年12月16日〜2027年12月15日で、新しい区分は2028年4月から始まる
- 100万ライフタイムマイルに届いている人は、決済額に関係なくSFC PLUSになる
「一度取れば年会費だけでラウンジが使い続けられる」というSFCの一番の魅力が、決済額300万円という条件付きに変わる内容でした。
修行中の私にとって、何が問題だったか
私はLSルート(フライト30,000PP+LSサービス7つ+ANAカード決済400万円)でプラチナを目指しています。順調にいけば、2027年春にSFCを申し込める見込みです。
最初の発表のままだと、SFCを取った後も毎年300万円をANAカードで払い続けないと、ラウンジが使えなくなります。
今年は修行のために家計の支払いをANAカードに集めているので、400万円の条件は届きそうです。ただ、これを何十年も続けられるかというと、正直自信はありません。
- 家計の変化:結婚や子育てで支出の中身は変わる。カードを選べない支払いも増えそう
- カードの選び方が縛られる:還元率やキャンペーンでほかのカードを使う自由がなくなる
- 修行の意味が変わる:一度の努力で長く使える資格から、毎年払い続ける会員権に近くなる
もともと、30代でSFCを取るのは「この先の家族旅行で長く使える資格になる」と考えたからでした。その前提が崩れるかどうかが、今回の見直しの一番の注目点です。
見直しで変わったこと
9月の見直しで変わったのは、SFC LITE(年間決済額300万円未満)のラウンジ利用です。4月の案では「使えない」だったものが、条件付きで使えるようになりました。
| 4月の改定案 | 9月の新制度 | |
|---|---|---|
| 国際線のANAラウンジ | 使えない | 使える(ANAグループ便に乗るとき。羽田・成田・ホノルル) |
| 国内線のANAラウンジ | 使えない | 混雑時を除いて使える |
| 国内線ラウンジの事前予約 | ― | 導入予定(詳細は2027年度中に案内) |
一方、次の点は4月の案から変わっていません。
| 項目 | SFC PLUS(300万円以上) | SFC LITE(300万円未満) |
|---|---|---|
| スターアライアンスのステータス | ゴールド | シルバー |
| 継続特典(SFCマイル特典) | 5,000マイル | なし |
| 判定期間と開始時期 | 2026年12月16日〜2027年12月15日で判定、2028年4月から | 同じ |
ほかに、発表の中で気になった点をまとめておきます。
- 「混雑時」の扱い:年末年始やゴールデンウィークなどの大型連休、出発便が集中する時間帯は、LITEだと使えない場合があるとされています。当日使えるかどうかは、ラウンジの受付で案内される形です
- スターアライアンス便ではLITEの特典はほぼなし:他社便ではシルバー扱いになるため、ラウンジや優先搭乗は原則対象外です
- 羽田のラウンジは2027年度に拡張予定:混雑対策として、施設の拡充も進めるとしています
- 改定を理由に退会した人は再入会できる:2026年4月23日〜9月29日に退会した人が対象で、申請期限は2027年3月31日です
- 今後の見直しも否定していない:「制度を柔軟に見直していく可能性はある」と書かれています
感想:修行を続けるか
正直なところ、ほっとしました。
私が一番気にしていたのは、「毎年300万円払わないと、国内線のラウンジが使えなくなる」ことでした。修行中の身としては、ラウンジはSFCの価値の大きな部分です。それが、混雑時を除けば使えることになりました。
ただ、元の制度と同じに戻ったわけではありません。
- 混雑時に使えない可能性がある:家族旅行で使いたいのは、まさに大型連休です。その時期に使えないかもしれない点は残ります
- 海外ではシルバー扱い:スターアライアンス便を使うときの特典は、LITEだとほとんどなくなります
- ルールは今後も変わりうる:一度変わった以上、また変わる前提で考えておくのが現実的だと感じています
それでも、私は修行を続けるつもりです。理由は2つあります。
- 今の支払い方なら300万円は超えられそう:修行のために家計の支払いをANAカードに集めていて、今年は400万円に届く見込みです。このペースを続けられれば、PLUSを狙えます
- LITEになっても、国内の普段使いには大きく困らない:優先チェックインや優先搭乗、混雑していない時のラウンジは使えます
一方で、これから修行を始めるかどうか迷っている人には、「毎年300万円払えるか」と「大型連休にラウンジを使いたいか」の2点を、先に自分の生活に当てはめてみることをおすすめします。
まとめ
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 変わったこと | SFC LITEでもラウンジが使えるようになった(国内線は混雑時を除く、国際線は羽田・成田・ホノルル) |
| 変わらないこと | 300万円の線引き・LITEはスターアライアンス・シルバー・5,000マイルはPLUSのみ |
| 始まる時期 | 2026年12月16日から判定、2028年4月から新制度 |
| 私の判断 | 修行は続ける。まずは最初の判定期間でPLUSを目指す |
改定の中身は、今後もANAの公式ページで更新される可能性があります。ラウンジの事前予約の詳細が出たら、この記事にも追記します。
情報は2026年9月29日時点のものです。最新の内容はANA公式サイトで確認してください。